school food punishmentスクール・フード・パニッシュメント「SCHOOL FOOD IS GOOD FOOD」 スクール・フード・イズ・グッド・フード


school food punishment school food is good food

school food punishmentとは?

School Food Punishment(スクール フード パニッシュメント)は、ロック、エレクトロニカを主体とする日本の4人組バンド。2012年2月に活動休止を発表し、同年6月11日に解散した。wikipediaより (2022年)

なぜスクール・フード・パニッシュメントのCDを持っていたのか記憶が定かではありませんがおそらくCDショップでたまたま見つけてジャケ買いをしたのかなと思います。

そして何となく聞き返してみると、すごく良かったんです。だんだんと邦楽を聞かなくたってきていたので忘れてしまっていたのかもしれません。
キーボード主体ですがオルタナティブな雰囲気とエレクトロなサウンドの混じったロック・スタイルで刺激的な音楽を聞かせてくれます。

School Food Punishmentとしての活動は2000年代その当時、認識していなかったですが女性ボーカル・ギターの“内田友美”さんは解散後に、メジャーアルバムでプロデューサーとして携わっていた“江口亮”さんと“la la larks”を組んで活動されており、la la larksのアルバムもじっくり聴いてみたいですね。

邦楽おすすめ!
school food punishmentのインディーズ1stミニアルバムSCHOOL FOOD IS GOOD FOOD

1stアルバムとは思えない完成度で堂々としたサウンドを聞かせてくれ、聴き心地の良いメロディはもちろん表現豊かなアレンジにも拘りを感じますね。音の空間演出がしっかりしているイメージで音楽の世界観に浸る事ができると思います。

切ない雰囲気や暗さが陰りますが、エモーショナルな曲に力強さを感じます。


1. close, down, back to 

クローズ・ダウン・バック・トゥ

厚みのあるシンセ・ベースにややダークな雰囲気のシンセが重なりエレクトロな空間が漂いつつも、儚さを感じるピアノや途中からはエッジ感のある歪みギターが入りオルタナティブな展開に。


2. pool

プール

水中で空気の泡が流れていくようなシンセ・サウンドが印象的。緩急のある曲構成でサビの部分の歌のメロディも耳に残ります。シンセの音作りもそうですがウェットなトーンがとても気持ち良く響くのに対し、ギターはトレブリーなトーンで際立ちます。


3. set low, fine

セット・ロウ・ファイン

小刻みなスタッカート的なフレーズが印象的でコンビネーションで鳴っているけれども、隙間を埋めるようなピアノのメロディも素敵です。内田友美さんの透き通るような歌声も魅力的。


4. snap

スナップ

嵐が吹き荒れるようなシンセが際立ちますが、優しいトーンのキーボードとシンプルなギターメロディがループしメロウで切なさを感じさせます。穏やかな雰囲気と荒々しさが同居したダイナミック感のある曲。


5. 浮かび上がる


やや疾走感がありフワフワとしたシンセフレーズが特徴的なピアノロック的なサウンド。ドラムのビートも印象的でシンプルなメロディを繰り返すミニマル的な雰囲気も挟み作曲のセンスを感じますね。サビでの韻の踏み方も気持ちが良いです。


6. 遠く箱の中


しっとりと染みるようなスローバラードな曲から、だんだんとエクスペリメンタルかつノイズミュージックサウンドに。その中で美しいピアノのメロディが際立ちます。



作詞:内村友美 作曲:school food punishment 編曲:school food punishment, 石田ショーキチ for Scudelia audio terminal
Produced by 石田ショーキチ for Scudelia audio terminal