NEW ORDER ニュー・オーダー「Get Ready」 ゲット・レディー


New Order Get Ready


NEW ORDERとは?

ニュー・オーダー (New Order) は、マンチェスターにて結成されたイギリスのロックバンドである。ポストパンクの代表的なバンドの一つジョイ・ディヴィジョンを前身とする。 1983年のヒット曲「ブルー・マンデー」や、ヒップホップにおける代表的なプロデューサーであったアーサー・ベイカーと組んだ「コンフュージョン」などの楽曲により、現在でも最も影響力のあるダンス・アクトの一つに数えられている。 ツアー中の行動の破天荒さは、ハッピー・マンデーズのメンバーをして「正真正銘の24アワー・パーティー・ピープル」と言わしめるほどである。 2007年以降、事実上の解散状態にあったが、2012年2月にピーター・フック抜きで再結成したことを表明した[9]。wikipediaより (2022年)

ニュー・オーダーを知るきっかけはその前身のバンドである“Joy Division”。

ジョイ・ディヴィジョンを知るきっかけはナイン・インチ・ネイルズ

ナイン・インチ・ネイルズがダウンワード・スパイラルというアルバムでジョイ・ディヴィジョンのDead Soulsという曲をカバーしている事がきっかけです。

ポスト・パンク的な音数の少ないダウナーな雰囲気のシンプルな曲ですが、とても洗練されたクールな曲です。

そこからニュー・オーダーの「Blue Monday」を聴き衝撃を受けました。
暗い雰囲気ですが、音で遊んでいるのがとても面白く感じました。
切ないエレクトロ・ミュージックというのに弱い自分、、、。

ニュー・オーダーを聴いているとTM NETWORKなどに影響を与えていると感じる事ができます。

NEW ORDERをご存知の方がどれくらいいるかは分かりませんが、小室哲哉さんが当時の日本の音楽を盛り上げていたのであれば、多くの日本人アーティストもその影響を少なからず受けていると個人的に思います。

演奏能力がどうこうというよりも、曲がたまらなく好きなのです。
ライブに行きたい、、。

マンチェスターの音楽シーンを綴ったドキュメンタリー・テイストの映画「24 Hour Party People」はとても面白いです。バカみたいだけど人間味があるというか好きです。

全体的にコメディー調ですが、エンディングで流れるニュー・オーダーとケミカルブラザーズの共作曲「Here To Stay」に涙が出ます。


洋楽おすすめ!
2001年に発売されたNEW ORDERの7枚目のスタジオ・アルバムGet Ready

ニュー・オーダーのアルバムの中ではロック色の強いサウンドですね。

スマパンのビリー・コーガンやプライマスのボビー・ギレスピーアンドリュー・イネスらが参加しているのも見逃せません。

プロデューサーはU2Suedeとも仕事をしてきたSteve Osborneが起用されています。
全体的にエッジ感のあるサウンドに仕上がっています。

エレクトロのビート感とロックの力強さが相まった切なく踊れる音楽です。


1. Crystal

クリスタル

ブライトでエッジ感のあるエレキギターがロック色、アンビエントの雰囲気のあるシンセと16部のハイハットが勢いを感じさせます。Jersey Streetというバンドでボーカルを担当していたドーン・ジーという女性の方がバックボーカルで参加しています。


2. 60 Miles an Hour

60・マイルズ・アン・アワー

やや不穏なシンセから、一気にご機嫌なロックナンバーに。特徴的なピーター・フックのベース・プレイやボーカルギターを努めるバーナードのSGのサウンドも好きですね。ミュージックビデオも面白いです。


3. Turn My Way

ターン・マイ・ウェイ

ゲストボーカルにビリー・コーガンが参加しています。曲もスマパンに似たメランコリーさのある雰囲気、途中で入るファジーなエレキギターも好印象です。


4. Vicious Streak

ヴィジャス・ストリーク

ミニマル的なテクノ・サウンドとストリングス、エレキギターや高域でのベースが情緒感を感じさせます。エレクトロのノリの良さとまったりとした雰囲気が合わさっています。



5. Primitive Notion

プリミティヴ・ノーション

疾走感のあるアップテンポのドラムが印象的なロックサウンド。シンセ・ストリングスの入る瞬間やギターの重ねるタイミングなど、間がとても心地良いし蠢くようなエレクトロ・サウンドもカッコイイ。


6. Slow Jam

スロウ・ジャム

ブラーなどに通じるようなブリット・ポップ風の曲。バンド・サウンドとタンバリン、エレキギターはオーバーダブされシューゲイザーの雰囲気も感じますね。


7. Rock the Shack

ロック・ザ・シャック

プライマル・スクリームのボビー・ギレスピーとギターのアンドリュー・イネスが参加、エレクトロ感は少なめポスト・パンク的なサウンドを聴かせてくれます。


8. Someone Like You

サムワン・ライク・ユー

フィルターで変化するシンセが印象的でテクノ・サウンドとエレキギターによるロック・サウンドがタイミングにより使い分けされコントラストを強く感じます。



9. Close Range

クロース・レンジ

うねるようなシンセ、ディレイを効かせた鍵盤、ギターリフからサビで広がりのあるサウンド、コーラスワークとも素敵ですね。切なさがありつつ希望を感じさせつつ。好きです。



10. Run Wild

ラン・ワイルド

アコギの弾き語りから始まり、ストリングス、ピアニカなどカントリー風の穏やかなサウンド。ちょっとだけシンセが入ってるのもポイント。




NEW ORDER「Get Ready」 written by New Order Produced by Steve Osborne except track 07 produced by New Order .