DISC.29 the goo goo dolls グーグー・ドールズ 「dizzy up the girl」 ディジー・アップ・ザ・ガール
the goo goo dolls グー・グー・ドールズ 「dizzy up the girl」 ディジー・アップ・ザ・ガール
the goo goo dollsとは?
グー・グー・ドールズ(Goo Goo Dolls)は、アメリカ合衆国のロックバンド。※wikipediaより (2022年)
グー・グー・ドールズに関しては当初「アメリカで最も有名な無名バンド」と呼ばれていたようですが、自分が知った時には既にメジャーな存在でした。
《シティー・オブ・エンジェル》というアメリカ映画の主題歌を担当したのも大きいと思います。ボーカル・ギターのジョン・レズニック氏による美しい曲がアメリカロックバンド最後の良心なんて呼ばれたりもしてますね。
良心かどうかはさておき、曲の良さは折り紙付きです。
曲の良さと言っても人それぞれ考え方は違うと思うので難しい話ですが、万人に受け入れられるポップ性を備えていると思います。
近年ではアヴリル・ラヴィーンやテイラー・スイフトと共演したりして、イケメンでエモい曲を演奏するので何かズルいみたいな雰囲気があるかもしれませんね笑。
アイドルっぽさがありますが、もっと評価されても良いかなと個人的には思います。
現在はドラマーの方が脱退されて2名で活動されているようですが、当時は3ピース・バンドだったので潔いパンクも聴かせてくれます。
洋楽おすすめ!
1998年に発売されたGOO GOO DOLLS 6枚目のスタジオ・アルバム「dizzy up the girl」。
1枚目が発売されたのが1987年なので既に10年くらいのキャリアを積んでいると思いますが、まだまだフレッシュさを感じますね。ギターを中心としたポップ、パンク、エモを感じさせるロックが展開されています。
ちなみにアルバムをプロデュースしているロブ・キャヴァロはグリーン・デイとの仕事でも有名で多くのアーティストからも支持されているトップ・プロデューサーです。
ジャケットの写真も何というか雰囲気があって惹かれますね。
パンクからバラード曲に至るまで彼らのメロディセンスが遺憾なく発揮された一枚です。
1. Dizzy
ディジー
エモいパンクっぽさがありながらも、メロウな間奏部分や音の揺れ具合など絶妙な距離感。
2. Slide
スライド
軽快なギターによるポップチューン、アコギのアルペジオ・フレーズが印象的ですがマンドリンやオルガンの音も効果的。Cメロの部分での落とし込みも素敵。
3. Broadway
ブロードウェイ
ブリットポップとカントリーさを感じさせる明るくキャッチーな曲。ジョン・レズニックの少ししゃがれた歌声も良い感じです。
4. January Friend
ジャヌアリー・フレンド
ベースのロビー・テイキャックが作曲、ボーカルを担当。疾走感のあるストレートなロックサウンドを聴かせてくれます。
5. Black Balloon
ブラック・バルーン
ハーモニクスの音が印象的なイントロからアコースティックギターの弾き語り風〜ストリングスによるドラマチックでサウンド展開に。美しく儚いメロディが秀逸。
6. Bullet Proof
ブレット・プルーフ
エッジ感のあるエレキギターが特徴的なロックサウンド。ダーク気味のトーンからサビでの明るく開けたトーンへ変化が気持ち良いです。
7. Amigone
アミゴーン
こちらもベースのロビーがボーカルを務めるパンキッシュな曲。煌めくようなエレキギター・フレーズも聴かせてくれます。コーラスの入れ方も好きですね。
8. All Eyes On Me
オール・アイズ・オン・ミー
ややまったりとしたアコギのアルペジオ・フレーズから瞬時にロックサウンドに。Cメロ、ギターソロ、アウトロでのエモーショナルでドラマチックな展開が聞き所です。
9. Full Forever
フル・フォーエヴァー
こちらもロビーの曲。シンプルなメロディや2コードによるオルタナティブなロックサウンド。
10. Acoustic #3
アコースティック #3
タイトル通りアコースティックギターによるシンプルなフレーズとストリングスを使用した自然のダイナミズムを感じさせるような曲。
11. Iris
アイリス
恋愛映画、シティ・オブ・エンジェルに起用された美しくドラマチックなトラック。ストリングスはもちろんマンドリンの音が効果的で悲壮感の漂う切ない曲です。
12. Extra Pale
エクストラ・ペイル
ロビーの曲。荒々しさを持ったポストパンク的な曲で2分強という短さも潔いです。間奏で入るオクターバーを駆使したフレーズが印象的です。
13. Hate This Place
ヘイト・ディス・プレイス
エモさとポップさが際立つロックンロール・サウンド。エンディングにふさわしい清々しさのようなものがあります。
the goo goo dolls 「dizzy up the girl 」 Produce by Rob Cavallo and Goo Goo Dolls.
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