大橋トリオ Ohashi Trio「 A BIRD 」ア・バード


大橋トリオ A BIRD

大橋トリオとは?

大橋トリオ(おおはしトリオ、1978年7月12日 - )は、日本のシンガーソングライター、ミュージシャン、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。本名は大橋 好規(おおはし よしのり)。兵庫県西宮市生まれ。千葉県出身。所属レーベルはrhythm zone、所属事務所はディケイド。wikipediaより (2022年)

名前はよく耳にしてきたけれども、あまり本格的に聴く機会の無かった“大橋トリオ”。
昔はギター音楽をよく聴いていましたが、近年はピアノを使用した曲に傾倒してきているのでちゃんと聴いてみる事にしたのが最近の話です。
そしてトリオと名前がついているけど“大橋好規”さんのソロプロジェクトだという事、2000年代から活躍されている事を知りました笑。

アルバムを一枚聴いてみたところで感じたのが、「何で今まで聴いてこなかったんだろう」という率直な疑問というか後悔でしたね。「こんな良い曲だったのか」と気付かされました。
しかも“大橋好規”さんはピアノだけでなく多くの楽器を弾くマルチプレイヤーであり、ミキシングもこなしているとは驚きですね。
ただ歌詞に関しては別の方に依頼されているようで、それはそれで面白いなと感じます。

邦楽おすすめ!
大橋トリオののメジャーファースト・ミニアルバムA BIRD

アコースティックな楽器が多く使われ、ジャズやボサノヴァ、カントリーミュージックなどのエッセンスが盛り込まれつつも、どなたでも聴きやすいポップソングとして完成されています。
情緒感ももちろんありますし、音楽の楽しさも与えてくれると思います。

クラシカルなサウンドを軸に生活に寄り添うようなポップさと哀愁を感じさせてくれる一枚です。


1. はだかの王様

Lyrics by micca  Music by YOSHINORI OHASHI

ロール気味のドラムに小刻みに繰り返されるピアノのメロディが印象的な曲。ウッドベースやアコギ、マンドリンといったカントリー風のサウンドも取り入れられ軽やかさがありつつも、本人の優しいボーカルとmiccaさんのコーラスが心地良く響きます。


2. Full Circle フル・サークル

Lyrics by Joshua Katris  Music by YOSHINORI OHASHI

疾走感のあるボサノヴァ・テイストの明るさを持った曲。初期の頃のカーディガンズのようなお洒落でキラキラとした雰囲気を楽しめます。


3. A BIRD ア・バード

Lyrics by micca  Music by YOSHINORI OHASHI

美しいアコースティックギターのメロディから始まるアルバムのタイトル・トラック。ジャジーなグルーヴ感を感じさせつつも、ストリングによりドラマチックで情緒感豊かなポップソングに仕上がっています。


4. Today, Tonight トゥデイ・トゥナイト

Lyrics by Joshua Katris  Music by YOSHINORI OHASHI

暗さと悲しさを纏いながらも力強さも感じるピアノの美しいメロディ。ダブルベースやアコースティックギターの音も効果的。英語の歌詞の影響もありエルヴィス・コステロなどの洋楽を聴いているような雰囲気があります。


5. Pretty Little Darling プリティ・リトル・ダーリング

Lyrics by micca  Music by YOSHINORI OHASHI

こちらもボサノヴァ風のお洒落で軽快な曲。ラテンパーカッションが跳ね、鍵盤によるソロもあり、楽しい音楽という雰囲気が現れていますね。


6. Carnival カーニバル

Lyrics by micca  Music by YOSHINORI OHSASHI

オルタナティブ・カントリーな雰囲気が良いですね。メロディーのセンスはもちろん、ピアノ、ストリングスやマンドリンでのアレンジなども素晴らしくどの楽器を追っても楽しませてくれます。幸福感のある曲です。

7. Shine シャイン

Lyrics by Joshua Katris  Music by YOSHINORI OHSASHI

こちらも英語の歌詞でシンプルなピアノ・ソングはビートルズ風な普遍性のあるポップソングに仕上がっています。情景感があり葉と葉の間から覗く太陽の光のような輝きを私は感じますね。


8. 赤い傘

Lyrics by micca  Music by YOSHINORI OHASHI

時間が進んでいくように波打つピアノのメロディ、手紙を書く時に想いを巡らせる様な遠くのものを見つめる感覚。オルガンのサウンドが哀愁を生むのにピッタリですね。



Produced by YOSHINORI OHSASHI