DISC.34 David Bowie デヴィッド・ボウイ 「Ziggy Stardust」 ジギー・スターダスト
David Bowie デヴィッド・ボウイ 「Ziggy Stardust」 ジギー・スターダスト
David Bowieとは?
デヴィッド・ロバート・ジョーンズ(英語: David Robert Jones、1947年1月8日 - 2016年1月10日)は、デヴィッド・ボウイ(英語: David Bowie)の名で知られるイングランド出身のロックミュージシャン、シンガーソングライター、俳優。デイビッド・ボウイ、デイヴィッド・ボウイと表記されることもある。 グラムロックの先駆者として台頭し、ポピュラー音楽の分野で世界的名声を得た。役者の世界にも進出し、数々の受賞実績を持つマルチ・アーティストとして知られている。 1996年『ロックの殿堂』入り。『グラミー賞』5回受賞(19回ノミネート)。NME誌選出『史上最も影響力のあるアーティスト』など。※wikipediaより (2022年)
デヴィッド・ボウイは20歳くらいに聴き始めたと思います。
クラシカルなロックをよく聴いていた時期で、TVのコマーシャルなどでも使われキャッチーなメロディーを備えた耳馴染みの良い曲を聴かせてくれます。
デヴィッド・ボウイと言えば派手なグラムロックの印象がありますが、アイデンティーや社会への風刺なども感じさせますし、時代により曲調も変わり柔軟に曲を生み出してきた多作曲家ですね。
また自分はほとんど知らないですが、若い頃には役者としても活躍され1983年の大島渚監督による『戦場のメリークリスマス』にも出演されてますね。
かなりイケメンなので憧れた女性も多いのではないでしょうか。
もちろん彼のアーティスト性は数えきれない多くのフォロワーに影響を与えたと思います。
個人的にはナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーがボウイと共作した“I'm Afraid Of Americans”なども興味深いですね。
2016年に亡くなられていますが、もうこんなに時間が経つのかという気持ちです。
洋楽おすすめ!
1972年に発売された5枚目のスタジオ・アルバム「Ziggy Stardust」。
当時、自分は生きていないのでどのような雰囲気であったかは分かりませんが架空のロックスターを演じるというコンセプトアルバムで大規模なツアーを行い人々に強い印象を与えたのではないでしょうか。
日本のデザイナーである山本寛斎氏による衣装が使われた事も有名ですね。
収録されている「スターマン」はCM等で起用され聴いたことあるという方も多いと思います。
口ずさめるようなポップさはもちろんアルバムを通して情緒感溢れる演劇を見ているような感覚を味わえるアルバムです。
1. Five Years
ファイブ・イヤーズ 5年間
スローテンポ気味のドラムから始まりピアノのコードワーク、ストリングスで盛り上がりをみせます。クラシカルな音楽スタイルですが、たたみかけるようなボーカルとディレイも効果的、終焉部でのプログレっぽいサウンドも雰囲気があります。
2. Soul Love
ソウル・ラヴ 魂の愛
パーカッションやホーンセクションが入りグルーヴ感とムーディーな雰囲気を感じさせます。シンプルですがダブリングの効いたエレキギターがエモーショナル。
3. Moonage Dream
ムーンエイジ・ドリーム 月世界の白昼夢
ややブルージーな雰囲気で掴みどころを得たエレキギターが記憶に残ります。アコギのコード弾きとピアノ、ストリングスで情緒感のある空間を演出しつつもリコーダーサウンドなどを使用した面白さも感じます。こちらも終盤でプログレっぽくなります笑。
4. Starman
スターマン
デヴィッド・ボウイの中で一番有名ではないかと思う名曲。やや緊張感のあるトーンのメロから上昇フレーズで明るく開けるような華やかさのある展開に。サビに行く前のブレイクでのシンセ音的なサウンドも特徴的で、とてもキャッチーです。
5. It Ain't Easy
イット・エイント・イージー
キラキラとしたハープシコードによるややまったりとした展開から一瞬で力強いエレキギターサウンドとコーラスが響きます。緩急のある展開ですね。
6. Lady Stardust
レディー・スターダスト
ジャズっぽいけれどもメロウなピアノサウンドで少し切ない雰囲気。寝る前に聴くと落ち着いて眠れそうです。ビートルズのレット・イット・ビーなど似たような普遍性を感じます。
7. STAR
スター
小刻みなピアノで軽快でノリの良い曲でコーラスの入れ方も面白いです。最後はスローテンポで締めくくります。
8. Hang Onto Yourself
ハング・オントゥ・ユアセルフ 君の意志のままに
パンクっぽい潔さのあるロックンロール・サウンド。波打つメロディーで最後まで突き抜けていく感じです。
9. Ziggy Stardust
ジギー・スターダスト 屈折する星くず
何といっても記憶に残るエレキギターリフでこの曲に憧れてギターを始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。クイーンのようなコーラスの効いたサウンドもカッコイイ、複雑ではないものの盛り上げ方もとても良い。
10. Suffragette City
サフラゲット・シティー
ピアノやエレキギターによるオールドスクールなロックサウンド。「ヘイ、メン」というコーラスが印象的ですね。
11. Rock'N'Roll Suicide
ロックンロール・スーサイド ロックンロールの自殺者
カントリー風のアコギでの弾き語りからドラム、エレキ、ブラス、ストリングスが加わり徐々に広がりを見せます。後半での叫ぶようなボーカルからエンディングまでが潔いです。
David Bowie 「Ziggy Stardust」 Produced by David Bowie and Ken Scott.
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