DISC.11 Lucky Kilimanjaro ラッキー・キリマンジャロ 「!magination」イマジネーション
Lucky Kilimanjaroラッキー・キリマンジャロ「!magination」 イマジネーション
Lucky Kilimanjaroとは?
Lucky Kilimanjaro(ラッキーキリマンジャロ)は、東京を拠点としたエレクトロポップバンド。 ボーカルである熊木幸丸を中心とした6人により2014年から音楽活動を開始。シンセサウンドを駆使しながら'80年代のシティ・ポップやディスコサウンドに大きく影響を受けた楽曲を主に制作している。※wikipediaより (2022年)
最近新しい音楽(特に邦楽)を聴いていなかった私が、音楽好きの若い方からオススメされて久々に⚡️ビビッときたアーティストで結構人気もあるようです。
2020年代、近年のアーティストは曲のお洒落感が前面に出ている人が流行っている印象でしたが、個人的にラッキー・キリマンジャロ(通称“ラッキリ”)は一味違いました。
ハウスミュージックを軸に色々な音楽の気持ち良い部分を取り入れて、彼ららしい音楽が出来るんでしょうね。中心人物である男性ボーカルの“熊木幸丸”さんの歌い方も心地良いですし、様々な音の組み合わせ方なども素晴らしいと思います。
お洒落な雰囲気もありますが押し付けがましい感じでも無く、エレクトロポップのノリの良さ、音楽との間に壁ができずスッと入ってくるような共感力は幸福な時間を与えてくれます。
邦楽おすすめ!
ラッキー・キリマンジャロのメジャー・ファーストアルバム「!magination」。
ファーストアルバムながらダンスミュージックの音作りやメロディ、歌詞のセンスを存分に味わう事ができます。ジャケットのキュートなデザインも惹かれますね。
2枚目のアルバム「DAILY BOP」を先に聴きましたがこちらも同等に良いですよ。
まだまだ沢山良い人達がいるんだなと感じさせてくれ、音楽への欲が再燃した一枚です。
1. Imagination イマジネーション
作詞:熊木幸丸 作曲:Lucky Kilimanjaro
アンビエントな雰囲気からキラキラとした階段フレーズに前向きなコーラスが加わり、短いながら一曲目から魅力全開です。
2. Drawing! ドローイング!
作詞:熊木幸丸 作曲:Lucky Kilimanjaro
フワフワとした音からバックを埋めるシンセ、サビでの跳ねるような軽快なサウンドへの切り替えなど音色の使い方と優れたメロディセンスを感じるノリの良い曲。
3. 350ml Galaxy 350ミリ・リットル・ギャラクシー
作詞:熊木幸丸 作曲:Lucky Kilimanjaro
上手い具合に瓶を開ける音が曲に溶けこんでいるのが面白いです。ウキウキするような展開から後半には夢の中に落ち入るようなドリーミンなサウンド、お酒の飲んでぐっすり眠りたい。
4. グライダー
作詞:熊木幸丸 作曲:Lucky Kilimanjaro
遠くを見つめるような浮遊感のあるサウンドから小刻みなハイハット、ゲームの中を進むような音色で背中を押してくれるような曲。
5. RUN ラン
作詞:熊木幸丸 作曲:Lucky Kilimanjaro
疾走感のあるアップテンポなドラムに流れるようなシンセのフレーズ、タイトルらしい走るような上下を繰り返すメロディ、違う音色を重ねる事で広がりのある世界観が演出されていますね。
6. 時計の針を壊して
作詞:熊木幸丸 作曲:Lucky Kilimanjaro
心地良く深いリバーブをまとったエレキギターの音とフェードするシンセ・サウンド。シャボン玉がまっていくようなうっとりするような曲に仕上がっています。
7. とろける
作詞:熊木幸丸 作曲:Lucky Kilimanjaro
こちらも心地良いリバーブ感をまといスローでまったりとした雰囲気を堪能でき就寝前に聴きたい名曲。熊木幸丸さんの優しさのある歌声も魅力的ですね。
8. 君とつづく
作詞:熊木幸丸 作曲:Lucky Kilimanjaro
定期的に繰り返される電子音とキャッチーな鍵盤フレーズ、音の抜き方やボーカル・メロディのリズムの外し方も絶妙でシンプルな音構成ながらアレンジの能力を感じさせます。
9. 春はもうすぐそこ
作詞:熊木幸丸 作曲:Lucky Kilimanajro
厚みのあるシンセストリングスにビートの効いたドラムマシンからスチールドラムに似た音が軽快に乗っかります。はっきりとした輪郭の音からぼんやりとした音までサウンドの使い分けが良いです。
10. DO YA THING ドゥ・ヤ・シング
作詞:熊木幸丸 作曲:Lucky Kilimanajro
不規則なドラムマシンからシンセストリングスとコーラスを重ねた思わず口ずさみたくなるような「DO YA THING」のフレーズが美しく響きます。
11. ロケット
作詞:熊木幸丸 作曲:Lucky Kilimanajro
ミディアムスローなテンポでシンセが重なり上昇していくようなメロディ、ポジティブな雰囲気と包み込んでくれるような優しさが漂う曲です。
※ボーナス・トラックとして以下のライブ音源が追加収録されています。
12.ひとりの夜を抜け、13.HOUSE、14.FRESH
YouTubeにミュージックビデオがアップされていますので気になった方は見てみてください。
Drawing!→YouTubeで見る
春はもうすぐそこ→YouTubeで見る
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