DISC.1 PSY・S サイズ「ATLAS」アトラス
PSY・S サイズ「ATLAS」 アトラス
PSY・Sとは?
PSY・S(サイズ)は、松浦雅也とCHAKAによる日本のニュー・ウェイヴ系の音楽ユニットである。1985年にデビュー。1996年8月1日に解散した。1980年代後半の活動当初から、当時最先端の電子楽器であるフェアライトCMIを駆使し、1990年代のJ-POPを先取りしたような、先進的なポピュラー音楽を展開していた。※wikipediaより (2022年)
初めて私がPSY・Sの曲を聴いたのは子供の頃に見ていたアニメ「シティーハンター」(CITY HUNTER)でOPオープニングに使われていた《Angel Night 〜天使のいる場所〜》という曲だと思います。
その当時はサイズを知っていた訳でも無いので意識して聴いていた訳ではありませんが、20歳くらいの時に中古CDショップでこの「アトラス」というアルバムに出会いました。
特殊な赤色の箱でパッケージされておりジャケットのデザインに惹かれて購入したのを覚えています。
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PSY・Sの5枚目のオリジナルアルバム「アトラス」。
普遍性のあるポップで美しいメロディ、溶け込むような聴き心地の良い音作り、飽きさせないアレンジやバリエーション豊かな名曲たち。
松浦雅也さんの曲は自分の好みにばっちり合っているのかもしれません。
女性ボーカルのCHAKAさんの真っ直ぐな歌声もスッと入ってきて素敵です。
アディショナルミュージシャンとして、ギターにBARBEE BOYSのギタリスト、いまみちともたかさんがクレジットされており曲の所々にエッセンスを感じます。
サイズの他のアルバムももちろん良いのですが、アルバム全体を通した時に一番洗練されているなと感じるのがこのアルバムでした。発売されたのが1980年代ですが未だに色褪せないです。
それなりに色々と音楽を聴いてきましたが今後もずっと好きであり続けるだろう一枚です。
1. Wondering up and down 〜水のマージナル〜
作詞:松尾由紀夫 作・編曲:松浦雅也
ハーモニクスの音から始まり、ギターのアルペジオ、印象深いベースライン、文字通り水の揺らぎを感じさせるような心地良い空間演出、CHAKAさんの艶のある伸びやかな声で穏やかな気持ちになります。1曲目からグッと心を掴まれますね。
2. WARS ウォーズ
作詞:松尾由紀夫 作・編曲:松浦雅也
ミディアムテンポでレゲエ調のリズムを取り入れた作品ですが、ポップソングに落とし込まれていますのでとても聴きやすいです。裏でノリを感じつつ、変則的なギターソロ、ストリングアレンジなど単調にならず飽きさせません。
3. ファジィな痛み/Fuzzy Pain
作詞:松尾由紀夫 作・編曲:松浦雅也
1曲目の雰囲気と似つつももう少し疾走感のあるロックよりサウンドですが切ない哀愁のある曲に仕上がっています。歌詞に関してあまり気にかけない方ですが、松尾由紀夫さんの詞は何か惹かれるものがありますね。ファジィな痛みという表現も、、
4. Stratosphere 〜真昼の夢の成層圏
作詞:神沢礼江 作・編曲:松浦雅也
深いリバーブに包まれたピアノとアコギのアルペジオから始まる霧の深い森の中を彷徨うような曲で、明るさと暗さの混じった自然を感じるようなサウンドです。ヘッドフォンを使って目を瞑って聴くと音の空間に連れてってくれます。
5. 遠い空
作詞:松尾由紀夫 作・編曲:松浦雅也
アコギのアルペジオで始まるやや疾走感のあるロックな曲。3曲目と同様に切なさがありますが後半のピアノソロでは爽やかさのようなものを感じます。グッと溜めてサビに向かう盛り上げ方が印象的です。
6. (北緯35°の)heroism
作詞:森雪之丞 作・編曲:松浦雅也
80年代を感じさせる歌詞とメロディを持ったロックな曲です。時代を感じてしまいますが、ソングライティングやアレンジはセンスを感じますし、心地良いサウンドです。
ホーン・セクションの入ったビッグバンド・スタイルでミディアムテンポの爽快なナンバー。聴き終わった後で爽やかな気分になれ個人的に好きな曲です。いまみちともたかさんのギターソロも炸裂してますね。
80年代を感じさせる歌詞とメロディを持ったロックな曲です。時代を感じてしまいますが、ソングライティングやアレンジはセンスを感じますし、心地良いサウンドです。
7. See-SawでSEE
作詞:永森羽純 作・編曲:松浦雅也
ホーン・セクションの入ったビッグバンド・スタイルでミディアムテンポの爽快なナンバー。聴き終わった後で爽やかな気分になれ個人的に好きな曲です。いまみちともたかさんのギターソロも炸裂してますね。
8. STAMP スタンプ
作詞:サエキけんぞう 作・編曲:松浦雅也
シタールやマンドリンといった楽器の音が使われ中東風な雰囲気を感じさせる軽快なナンバーでしっかりとPOPソングに落とし込まれ耳馴染みも良いです。
浮遊感のあるメロディとサウンドで、シンセの音が効果的に使われています。
何と!ラストナンバーはラップです。アルバムの中でも異色を放っている曲ですが、実に面白いです。ミニマル的な雰囲気もあり、アンビエントな雰囲気もあり音の面白さを感じさせてくれます。
シタールやマンドリンといった楽器の音が使われ中東風な雰囲気を感じさせる軽快なナンバーでしっかりとPOPソングに落とし込まれ耳馴染みも良いです。
9. 引力の虹
作詞:松尾由紀夫 作・編曲:松浦雅也
浮遊感のあるメロディとサウンドで、シンセの音が効果的に使われています。
空を漂っているような気分にさせてくれます。アコースティックギターのアルペジオも秀逸。
10. WARS -Reprise-
作詞:安則まみ 作・編曲:松浦雅也
何と!ラストナンバーはラップです。アルバムの中でも異色を放っている曲ですが、実に面白いです。ミニマル的な雰囲気もあり、アンビエントな雰囲気もあり音の面白さを感じさせてくれます。
PSY・S 「ATLAS」 Produced by PSY・S Co-produced by Masashi Imaizumi
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